第3回AIロボット駆動科学
シンポジウム

2025年12月5日（金）開催

私たちAIロボット駆動科学イニシアティブは、AIとロボットによって科学研究のプロセスを再定義し、科学者の探究を支え、科学の進展を加速することを目指して活動を重ねてきました。

そして本年、一般社団法人として新たな基盤を整え、より持続的で本格的な展開を開始します。

その出発点として、分野を牽引する研究者・関係者が集い、AIロボット駆動科学の未来を議論する「第3回AIロボット駆動科学シンポジウム」を開催いたします。

より大きな社会的・産業的インパクトの創出に向け、未来をともに切り拓く皆様のご参加をお待ちしております。

参加登録受付中
一般参加無料／事前登録制

開催概要

日程

2025年12月5日（金）

時間

13時00分～18時00分（12時30分受付開始）

会場

有明セントラルタワーホール＆カンファレンス 4F

ゆりかもめ線 [東京ビッグサイト駅] 徒歩4分
りんかい線 [国際展示場駅] 徒歩5分

参加費

一般参加無料（事前登録制）

プログラム

時間	内容
13:00	第１部　開会挨拶「一般社団法人AIロボット駆動科学イニシアティブの始動」
	理事挨拶高橋恒一氏
	来賓挨拶渡辺捷昭様坂下鈴鹿様服部正様
13:45	第２部　招待講演「AIロボット駆動科学の最前線」
	講演者夏目徹氏「ロボットとAIが実現する研究の自動化・遠隔化」
	濱屋政志氏「科学実験自律化に向けたロボット運動学習」
	佐藤洋一氏「BioSkillDX：ライフサイエンス実験作業の暗黙知獲得と作業支援」
	松田翔一氏「ロボット実験と自律実験支援ソフトフェアNIMOの連携による蓄電池用電解液材料の自律自動探索」
15:05	第３部　パネルディスカッション「AIロボット駆動科学イニシアティブへの期待」
	モデレーター林和弘氏
	パネリスト内川英明氏江村克己氏神田元紀氏光山統泰氏金井良太氏
16:00	第４部　展示・交流セッション「AIロボット駆動科学の共創」 ▪️ 交流会(軽食&ドリンク付) sponsored by トヨタ自動車株式会社 ▪️ 企業展示、研究展示、ポスター発表 ▪️ 閉会挨拶
18:00	閉会

※本シンポジウムの内容は、運営の都合により予告なく変更される可能性がございます。あらかじめご了承ください。

登壇者

理事

高橋恒一

JST未来社会創造事業「ロボティックバイオロジーによる生命科学の加速」代表

長藤圭介

JST未来社会創造事業「マテリアル探索空間拡張プラットフォームの構築」代表

原田香奈子

JSTムーンショット型研究開発事業「人とAIロボットの創造的共進化によるサイエンス開拓」PM

牛久祥孝

JSTムーンショット型研究開発事業「人と融和して知の創造・越境をするAIロボット」PM

来賓挨拶

渡辺捷昭

元トヨタ自動車代表取締役社長

坂下鈴鹿

文部科学省　審議官（研究振興局及び高等教育政策連携担当）

服部正

内閣府科学技術・イノベーション推進事務局参事官（マテリアル担当）

招待講演

夏目徹

産業技術総合研究所首席研究員

濱屋政志

オムロンサイニックエックス株式会社

佐藤洋一

東京大学生産技術研究所教授

松田翔一

NIMS 電気化学スマートラボチームチームリーダー

パネルディスカッション

林和弘

科学技術・学術政策研究所上席フェロー/データ解析政策研究室長

モデレーター

内川英明

JAXA 有人宇宙技術部門宇宙環境利用推進センター技術領域主幹

江村克己

福島国際研究教育機構理事

神田元紀

ラボラトリーオートメーション協会代表理事

光山統泰

産業技術総合研究所人工知能研究センター研究チーム長

金井良太

株式会社アラヤ代表取締役CEO

展示・発表一覧

企業展示・研究展示

No.	展示タイトル	出展者
E-01	AI素材探索と証拠保全が創る新しい研究基盤	トヨタ自動車株式会社
E-02	日立の独自AI「B3」によりオミクスデータの解析業務を高度化・効率化	株式会社日立製作所
E-03	レーザー回折/散乱式粒度分布計の自動化ソリューション	株式会社堀場製作所
E-04	搬送機能を備えた分注ロボットシステム	楢崎鴻司朗（Tsubame Lab株式会社）
E-05	高機能部材開発のためのロボット活用とスマートラボシステム開発	栗原一真（産業技術総合研究所製造基盤技術研究部門）
E-06	ROPES初号機	浦鉄将（東京大学長藤研究室）
E-07	協働ロボットによるグローブボックス内の粉体実験自動化	山口祐貴（産業技術総合研究所）・西山禎泰（愛知工業大学）他
E-08	人とAIロボットの創造的共進化によるサイエンス開拓	原田香奈子（東京大学大学院医学系研究科）
E-09	ロボットアームによる粒子径を制御した粉体粉砕	高本龍世（大阪大学工学研究科物理学系専攻小野研究室）
E-10	Dual demonstrationによる化学実験自動化システム	佐々木光（奈良先端科学技術大学院大学助教）
E-11	NIMOによるミルククラウン形成条件の探索	吉川成輝（東京科学大学総合研究院）
E-12	NIMOが命を吹き込んだAI搭載型・自動実験システム	田村亮・松田翔一（国立研究開発法人物質・材料研究機構）
E-13	Leaf Sampling Using a Robotic Manipulator	常家瑞・万偉偉（大阪大/理研）・田中信行・佐藤諒一・藤田美紀（理研）・原田研介（大阪大）

ポスター発表

No.	発表タイトル	出展者
P-01	自律型実験システムAutonomous Labのご紹介	伴野太一（株式会社島津製作所）
P-02	大規模言語モデルを用いた新規量子化学計算法の自動探索	羽飼雅也（トヨタ自動車株式会社）
P-03	AI-for-Scienceに向けた領域特化型基盤モデルの開発	追川優菜（東京大学大学院津田研究室）
P-04	自然言語指示に基づく結晶構造生成フレームワークの開発	伊藤優成（大阪大学）
P-05	物体中心世界モデルと影響関係を考慮した方策学習	西本遥裕（大阪大学）
P-06	細胞培養のテーラーメードな実験自動化ツールの開発	芝井厚（理化学研究所基礎科学特別研究員）
P-07	条件付き生成モデルの柔軟な制御について	齋藤邦章（オムロンサイニックエックス株式会社）
P-08	既存実験装置の自動化を推進するROS2/PLC連携と自動アーク炉の建設	寺嶋健成（国立研究開発法人物質・材料研究機構）
P-09	Discovering New Theorems via LLMs with In-Context Proof Learning in Lean	笠浦一海（オムロンサイニックエックス株式会社リサーチエンジニア）
P-10	深層学習による連成系とマルチフィジックスのモデル化について	コスロービアンラズミックアルマン（大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻修士2年）
P-11	分散開発に対応した次世代実験ロボットの開発	堀之内貴明（理化学研究所生命機能科学研究センター技師）
P-12	A Minimal Open-Access Platform for Laboratory Automation Training	野口大貴（理化学研究所高橋研究室客員研究員）
P-13	自動自律実験を支援するソフトウェア：NIMO	山口祥司（国立研究開発法人物質・材料研究機構エネルギー・環境材料研究センター）
P-14	JSTさきがけ「研究開発プロセス革新」の紹介	竹内一郎（名古屋大学・教授）

展示・発表の詳細を見る

主催

一般社団法人AIロボット駆動科学イニシアティブ
- JST未来社会創造事業「マテリアル探索空間拡張プラットフォームの構築」（長藤圭介代表）
- JST未来社会創造事業「ロボティックバイオロジーによる生命科学の加速」（高橋恒一代表）
- JSTムーンショット型研究開発事業「人とAIロボットの創造的共進化によるサイエンス開拓」（原田香奈子PM）
- JSTムーンショット型研究開発事業「人と融和して知の創造・越境をするAIロボット」（牛久祥孝PM）